ジュニアNISAを最後の1年だけでも始めますか? TOME家は子供が中学生と高校生、親が投資に不慣れなこともあり、これまでジュニアNISAは何度か検討したものの未実施。昨年、新NISAの大枠がわかったことで、長女はつみたてNISA、長男は1年だけのジュニアNISAを始めることにしました。
始める理由は新NISA
新NISAは年間投資上限額が360万円(うち成長投資枠240万円)、生涯非課税投資枠が1800万円(うち成長投資枠が1200万円)と現NISAから大幅に増額されました。また制度の恒久化、非課税保有期間の無期限化と売却した場合には買付金額分の枠が復活するなど大きく改善されています。
ジュニアNISAの最長非課税期間は5年ですが、長男の場合は4年で成人用のNISAへ移管となります。新NISAへの移管の詳細を確認することができないのですが、上記のような新NISAであれば移管を前提に少しでも早く運用を始めたいと思い、ジュニアNISAを始めることにしました。
長男の年齢では影響がありませんが、払出制限や5年間非課税期間終了後の手続きについても改善されており、今からでもジュニアNISAを始める理由になるかと思います。
証券会社はどこにしますか?
未成年口座の開設にあたっては、親権者もその証券会社で口座をもっている必要があります。現在TOMEと夫は三井住友銀行でつみたてNISAをしていますが、2024年新NISAからはSBI証券へ変更する予定なので子供たちの証券会社もSBI証券にすることにしました。
証券会社を決める上でのクレカ積立のポイントは大きな判断材料です。現在マネックス証券のマネックスカードで1.1%のポイント還元がありますが、SBI証券ではTOMEが三井住友プラチナプリファードで5%還元、夫が三井住友ゴールドカードで1%還元、それぞれ月5万円のクレカ積立をしているので、マネックスは月550円分ポイントに対し、SBI証券は3,000ポイントなのでSBI証券の圧勝です。
ジュニアNISAの投資先は?
年初の計画ではeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を投資先にするつもりでしたが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ変えることにしました。ジュニアNISAはつみたてNISAに比べても投資先の選択が多くありますが、昨年からの学びで「インデックス投資」を選択する点は揺らぎません。
ジュニアNISAは2023年のみ、どの後3-4年追加積立なく放置します。来年以降のアメリカ株の復活にかけてみるのも面白いかな、、という好奇心と、他積立がほぼオルカンなので全部揃えなくていいかなという程度の判断です。
三菱UFJ国際投信のサイトで先進国債券も含め比較した結果がこちらです。
来月から毎月31万円積立
長女はつみたてNISAなので、1月に7万円ボーナス購入をし、残り月3万円x11ヶ月で枠を使い切ります。長男のジュニアNISAは今月3万円ボーナス購入に加え、毎月7万円x11ヶ月で枠を使い切ります。
他クレカ積立やTOMEと夫のつみたてNISAを加えると毎月31万円の積立で老後に備えます。
- 16万円:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 8万円: eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 1万円: eMAXIS Slim先進国債券インデックス
- 2万円:SMBC・DCインデックスファンド(日経225)(つみたてNISA)
- 2万円:SMBC・DCインデックスファンド(MSCIコクサイ)(つみたてNISA)
- 2万円:SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)(つみたてNISA)
これで今年の投資信託の準備は完了しました。あとはたまったポイントで随時オルカンを追加購入していきます。